1971-03-24 第65回国会 衆議院 商工委員会 第15号
しかし糸自体は昔からそうなんです。天蚕といえども、繭といえども、中国のものがいいにきまっているのです。それを押えて、どうして韓国ものだけを多く輸入するようにしなければならないのか。これが理屈としてはわからないと同時に、具体的にこれを加工する業界では、何という妙なことをするんだろうか、繭の中には共産主義はないのだ、これをまた輸入して加工する人たちも共産主義になった人はおりはせぬというのです。
しかし糸自体は昔からそうなんです。天蚕といえども、繭といえども、中国のものがいいにきまっているのです。それを押えて、どうして韓国ものだけを多く輸入するようにしなければならないのか。これが理屈としてはわからないと同時に、具体的にこれを加工する業界では、何という妙なことをするんだろうか、繭の中には共産主義はないのだ、これをまた輸入して加工する人たちも共産主義になった人はおりはせぬというのです。
中国の糸自体がみんな粗悪だ、そういうことを申し上げたのじゃないのでございます。ただいまもそうでございますが、たまたま日本に輸入されます糸は、欧州にも輸出できないようなすそものが入っておる、そういうことを申し上げたわけでございます。
むしろ糸が低位に安定しておった方がいいということが言えるわけでございまして、かような意味合いから、むしろこの糸自体も低位に安定する何らかの方策が必要だ、かような意味合いでこの法律がやはり中小企業にとっても必要じゃないか、かように考えております。
従いまして糸自体も最近における新興繊維等の比率から考えますと、これは高値ではとうてい生産の増加はできない。それでそれに見合うところのものはぜひとも見なければならない、こういうことであります。
そこでこの織物の価格の改善をするためには、やはりどうも糸の生産制限をせざるを得ぬということ、糸自体の価格がまた相当下降傾向を示して参りまして、価格的にいきましても、糸の生産制限を実行いたしましても、まずそれほどの実害を生み出さぬだろうということ、それからなお前回申し上げましたように、原綿の過剰消費、あるいは輸出価格の改善というような諸理由を総合いたしまして、五月一日から綿糸の生産制限を実行するということにいたしたのでございますが
われわれの及ぶ限りは他の手段を尽して糸の操短を避けようということで参ったのでございますが、先ほどから申し上げますような事情で、どうしても糸の操短をやらざるを得ない、また糸自体が価格が相当下ってきたということで、その面からいっても必ずしも不当ではあるまい。また綿糸としては直接消費者に直面をするよりも、むしろ生産資材であります。
それでは合成繊維の関係に移りますが、先ほどの徳永君の御説明ですが、当初二十八年四月二日ですか、次官会議で、合成繊維育成対策というものをきめて、大体一億ポンド達成目標を、当時あなたが繊維局長じやなかつたかと思いますが、そういう計画と現在の実績と比較し、更に今後どう持つて行くかということ、又これは繊維を作つても需要の問題とも関連するので、折角財政投融資等をやつて、糸自体は作るようにできたけれども、そう需要
今の合成繊維の増産計画に伴う財政投融資としては、直接糸自体を作る投融資関係と、その関連産業の投融資と二つあるわけですが、通産省関係の糸自体の、及び例えば染色関係だとか或いは織物関係というようなことで合成繊維を使うための設備改善というようなことに或る程度資金が要るわけですね、そういうような計画はほどうなんですか。
人絹糸の価格安定策並びに原糸の生産、消費方立法についてというような問題がありまして、この問題を早く解決しませんと、問屋問題が解決しましても、或いはこの一番おしまいの六にありまするポンド地域に対する輸出の制限の撤廃がありましても、私はもう糸価の安定はでき得ないのではないか、こういうように思うのでありまして、ここに詳細な数字はありますが、この数字は幾らか私から見ますと違つておるよ、うでありますけれども、原糸自体
補給金を我々のほうとしますれば出されるのは何といいますか、統制を外したあとで、補給金問題が云々されますと、そのトレースの問題が非常に困難になりますので、若しもこういう問題をお考えになられるとすれば、直接漁網をお買いになる水産業者を相手にして頂きたいので、その糸が途中まで、何といいますか、漁網等に最終的に流れるものは安くするというふうでありますと、糸自体の商品性の問題から行きましても非常にやりにくくなりますし
○門脇委員 ただいま折衝中であるがために、具体的に詳細な説明をいたしかねるということは了承するわけでありますが、そうしますと、ある程度輸出向けの設備を有する製糸家の手に入つて以後は、政府の立場において糸自体が統制を受けるということに了解するわけでありますが、この点についても一應はつきりした御返事を伺いたい。